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UC創始者に見る聖書の研究 聖書の奥義の解明

◯つれづれ日誌(令和5年2月1日)-UC創始者に見る聖書の研究ー聖書の奥義の解明


数多の哲学者や宗教家はあれど、誰一人として秘められた神の心情と聖書の真義(奥義)について知る者はなく、霊的には暗闇に覆われているかのようでした。盲目にして無知なる人間の行為の記録ともいうべき人類の歴史の背後に、一つの公式とパターンのあることを悟り、歴史の秘密の全てを解明してその法則と原理を見出したのです。(『御旨と世界』創立以前の内的教会史P593~596)


先日の出版記念会の講演テーマは「聖書の奥義とリバイバル」でしたが、聖書の奥義について触れることができませんでした。そこで今回、このテーマを取り上げることにいたします。


【月刊Hanada3月号に思う】


さて、月刊Hanada3月号に、「両親が覚悟の独占告白『小川さゆりの真実』」と題する福田ますみ氏の特集記事が掲載されました。小川さゆりさん(仮名)の両親は、娘が「解離性同一性障害」の疾患があり、人が変わってしまったように事実無根の話を、何の良心の呵責なく公然と話すようになったというのです。


「解離性同一性障害」とは、一人の人間中に全く別の性格、記憶、性別などを持つ複数の人格が現れる神経症だといいます。


両親は、安倍元総理の暗殺に伴うマスコミ報道以降、この症状がひどくなり、過去の事実と全く異なる事実をメディアや政党の会合などで話すようになったと証言しました(月刊Hanada3月号P66)。


親が勝手に彼女の預金をおろして使ったこと、親が多額の献金をし、高額の商品を買って子供が悲惨な経済状態に置かれたこと、人身売買の養子縁組をしたこと等々の彼女の発言、これらは全くでたらめで、事実はこれと真逆であったことを両親は証言しました。これらは彼女の「自意識過剰・被害妄想の精神疾患」、即ち「解離性同一性障害」から来るものであるといいます。そしてこれらの妄言は被害弁連などの反対派から吹き込まれていた形跡があるというのです。


問題は、彼女の症状を知りながら、これを利用、助長しているマスコミや被害弁連、立憲民主党らの悪質さであり、現に立憲民主党の石田のりこ参議院議員に対する教団側からの名誉毀損訴訟において、小川さんが「過剰性腸症候群」に罹って打ち合わせが出来ないので、第一回の期日を延期して欲しいという連絡が被害弁連の山口貴士弁護士から裁判所に入ったといいます(同P69)。


そして更に問題は、これらの妄言によって国政が歪められたことであるというのです(同P70)。岸田首相は、これらの妄言に後押しされるように、旧統一教会の解散請求を見据えた質問権行使を決断し、被害者救済新法の審議が異例の早さで進展して成立しました。正にむしろ彼女は、完全に悪用された、精神疾患を有する被害者であるというのです。


精神疾患には、a.脳の神経系統がドパーミンの過剰などにより齟齬をきたしている脳の疾患、b.人間関係のストレスや失恋などによる心的疾患、c.いわゆる悪霊に支配されている霊的疾患、の3つがあると言われますが、彼女の場合は明らかに霊的疾患だと思われます。つまり、悪霊に主管されているというのです。悪霊の本質は嫉妬と傲慢なので、これを鎮魂し癒すことが肝要になります。


彼女の父親は、「娘の誤解はいつか必ず解けて、我に返る時が来ると思います。娘が悪く言われるのは耐え難い」(同P77)と、娘を気遣う親心を会間見せています。悪いのは病気であり、もっと巨悪は、病気の娘を悪用する被害弁連です。


筆者は、月刊Hanadaを読みながら、正に善神の業と悪神の業(原理講論P120)の現象を強く感じざるを得ませんでした。即ち、現下のUCバッシングの背後に、神とサタンの戦いが厳然とあるという実感です。


ユダヤ教やキリスト教の顕著な神観に一神教の思想がありますが、その大きな特徴として「分別思想」があります。即ち聖書には善と悪、神とサタンというように、白黒をはっきりさせる思考(分別思想)があり、歴史を神とサタンの闘争と見る歴史観があります。内村鑑三も著書『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』の中で「キリスト教の優れた特質は、この光と闇、生と死との峻別であります」(P227)と語っている通りです。


【聖書の研究を持って天職となす】


さて筆者は古稀のころ、内村鑑三の言葉である「聖書の研究を持って天職となす」をそのまま借用して、筆者のこれからの標語としました。このことは出版記念会でも明言した通りです。


では何故、このような標語を掲げるに至ったのかといいますと、著書『異邦人の体験的神学思想』の12ページ~32ページで述べていますように、原理が旧約聖書と新約聖書、及びキリスト教歴史の霊的伝統の上に立っているという事実であり、従って、この聖書的霊性を相続しない限り、真の原理理解には至らないという認識に至ったからであります。言い換えれば、聖書的霊性を相続することによって、成熟したより完全な原理(原理講論)の理解に至ることができるということであります。


そして、今日まで誰一人として明らかに出来なかった聖書に隠された神の神秘、即ち聖書の奥義の解明が原理神学によって悉く成就しているということを確信したからに他なりません。即ち原理講論は「聖書の究極的な解釈書」であり、従って聖書と原理は不可分に結びついているという事実です。



それは、原理講論の執筆者である劉孝元氏自身が、聖書を原語で読んで研究された聖書研究の第一人者だったという事実からも理解できるところです。しかし劉氏は、聖書を読み尽くして、どうしても分からないところ、即ち理解出来ない聖書の奥義が多々あったというのです。その回答が、ことごとく創始者の原理原本にあったと証言されました。


そして韓鶴子女史におかれても、敬虔なキリスト教徒の祖母、実母から幼少期から聖書の手解きを受け、教会にも行かれておられました。


【創始者の聖書研究ー奥義の解明】


しかし、何と言っても、UC創始者(文鮮明師)の聖書研究の凄まじさであります。創始者は聖書を熱心に研究し、神からの啓示と相俟って、その奥義を明らかにされました。


<聖書の奥義とは>


では聖書の奥義とは何でしょうか。聖書の奥義とは「かつては隠されていたが、今や明らかにされた神の神秘」であり、そして「いまだ明らかにされてないが、やがて明らかにされる神秘」であります。いわば聖書の秘められた真髄であり、旧約聖書の奥義はイエス様が明らかにされ、聖書全体の奥義は再臨主が解明されるというのです。


聖書は、その重要な部分が比喩や象徴や暗示、即ち奥義として書かれており、この奥義の解釈を巡って果てしない神学論争が続いてきました。聖書は神の創造・堕落・復帰の道が隠された秘密の啓示書であり、メシアとは、この聖書の奥義を読み解き、聖書の完全な解釈をされる方であるというのです。


今、「聖書の知識」(173~176)でも聖書の奥義について解説しているところであり、聖書の奥義は多々ありますが、その主な事例としては、ざっと次のようなものがあります。


a. 神の天地創造を記録した創世記1章・2章の奥義―神は何故宇宙万物を創造されたのか、宇宙創造の動機の問題。


b. 創世記3章の人間の堕落を描いた「失楽園の物語」は最大の奥義である。これらの意味と真相は、未だ藪の中にある。


c. 創世記4章のカインの殺人事件において 、「何故、神は兄をさしおいて弟を祝福したのか」、即ち兄カインと弟アベルの葛藤の問題。


「私はヤコブを愛し、エサウを憎んだ」(ロマ9.13) とある通り、聖書には兄よりも弟を愛された伝統がある。カインとアベル然り、エソウとヤコブ然り、ゼラとベレツ然り、マナセとエフライム然り。一体、何故神は兄よりも弟を先に祝福されたのか、この大きな謎をきちんと説明できる聖書学者は未だかっていない。


d. マリアの処女懐胎の神秘(マタイ1.20、ルカ1.35)、即ちマリアが聖霊によって身籠ったという聖書の記述は多くの解釈がある大きな謎である。


e. 創世記38章の解釈


ユダとタマルの物語は「罪ある血統の中から、如何にして罪なき無原罪のメシアが生まれ得るか」という問題を解く鍵であり、神学上の最大の難問である。創始者は次のように言われた。


「創世記38章28節に「出産の時に、ひとりの子が手を出したので、産婆は、『これがさきに出た』と言い、緋の糸を取って、その手に結んだとあるが、これを聖書が書いてくれていたお陰で、血統転換の教理を整合性を持って説明することができた。このようなことが書かれていること自体、聖書が神の救いの経綸を記した神の言葉である証左である」(創始者の言葉)


f. その他、十字架と復活の真相、終末・大患難・再臨の意味等々、数多くの聖書の奥義は、未だに深い闇の中にある。


<創始者における聖書の研究と解明>


アメリカのある神学者は、UC創始者(文鮮明師)は8つの分野、即ち「神・サタン(罪)・人間・霊界・イエス・聖書(経典)・人類歴史・真の家庭」に精通したチャンピオンだと指摘しましたが(平和経P1587~1591)、その中でも聖書の奥義を解明され、聖書を完全に解釈されたことは特に抜きん出た業績であります。


1935年4月17日早朝、イエス・キリストが16才の創始者に顕現され、直接使命を託されました(神の召命)。その後10年余、聖書の奥義の解明に投入された創始者には、断続的に新約聖書に基礎を 置く啓示があり、その中で原理を明らかにされていきました。聖書全体を反復して読破し、新たに発見された原理と照らし合わせて聖書の奥義を検証されいったというのです。


創始者の聖書の研究に関して、次のような生々しい証言があります。


a.創始者の友人の建築家の厳徳紋(オム ドンムン)氏は、学生時代に文先生の下宿で、次の事実を目撃したと証言。


「下宿した私の机には、常に英語、日本語、韓国語の三種類の『聖書』を並べて広げておき、三つの言語で何度も何度も読み返しました。読むたびに熱心に線を引いたりメモを書き込んだりして、聖書はすっかり真っ黒になっていました」(『自叙伝』P79)


b.金オンピル氏の証言


1946年5月27日、創始者は啓示により北に行かれましたが、平城での初期の弟子である金オンピル氏によると、「創始者が使っておられる聖書の全てのページに赤線が引かれており、行間には小さな文字で書き込みがあった」と証言。


c.世界日報記者の証言


創始者がダンベリー刑務所で聖書を通読された事実を目撃したという、世界日報記者の次の証言。


「開始1984年12月11日日午前 0 時、読了 1985 年 1 月 13 日 3 時 33分 34 秒、読むのに要した期間、33 日 3 時間 33 分 34秒。神の御旨をすべて明らかした」(文鮮明先生の韓国語聖書の表紙記載文言)


そして創始者自身のみ言の中に、聖書の奥義に関して次のような言葉があります。


「この終わりのときに、天地の秘密、神様が隠していた秘密、サタンが隠していた秘密、歴史的秘密、哲学者達の秘密の全てを解決しました」(天聖経第八篇第四章P924)


「数多の哲学者や宗教家はあれど、誰一人として秘められた神の心情と聖書の真義(奥義)について知る者はなく、霊的には暗闇に覆われているかのようでした。盲目にして無知なる人間の行為の記録ともいうべき人類の歴史の背後に、一つの公式とパターンのあることを悟り、歴史の秘密の全てを解明してその法則と原理を見出したのです」(『御旨と世界』創立以前の内的教会史P593~596)


「旧約の律法の核心内容を明確に教えてくださった方がイエス様であり、先生の教えを通して、新旧約聖書全体に貫き流れる神様の救援摂理に関する天の秘密が、明確に現れているのです。聖書は神の創造理想、堕落、復帰の道が隠された秘密の啓示書です。先生が明らかにした原理は、各種の経書で疑問視されていることに対するすべての答えが、明快に表されています」(平和経・神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観1P1590)


【リバイバルの原点】


人間にはかけがえのない3つの宝があります。「神」と「神の言葉」と「キリスト」(イエス・真の父母)であります。私たちは神の言葉を通じて真の神を知り、神の言葉の実体たるキリストを知ることができるというのです。この3つの宝と出会えたなら、その人の人生は大成功の人生と言え、その価値は如何なる富や名声に優ります。


そして神の言葉とは、聖書とキリスト教史、そしてその上に立った神の言葉の結実たる原理です。この神の言葉に立ち返ることこそ、リバイバルの原点に他なりません。(了)

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