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🔷国を贖う「贖罪の羊」とは何かーリンカーン、キング、そして安倍晋三の死を哲学する
52 🔷徒然日誌(令和8年10月14日) 国を贖う「贖罪の羊」とは何かーリンカーン、キング、そして安倍晋三の死を哲学する 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。神はこのキリストを立てて、その血による、信仰をもって受くべきあがないの供え物とされた。(ロマ3.24~25) リンカーン大統領 プロローグ 2022年7月8日、安倍元首相が暗殺されてから4年を過ぎた。今回、この愛国者の死を、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの暗殺(1865年4月14日、56才)、マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺(1968年4月4日、39才)との対比、特に国を贖う「贖罪の羊(供え物)」という視点から論考したいと思う。 1、贖罪とは何か 先ず、今回の命題である「贖罪」について、その意味と意義を考えたい。キリスト教における「贖罪」とは何か。これは、聖書の中心的な教えであり、イエス・キリストの十字架によって、人間の罪がどのように取り除かれ、


🔷西岡力氏、UC解散問題で鋭い提言 北の拉致問題、南の従軍慰安婦問題の世論戦に学べ
🔷徒然日誌(令和8年10月7日) 西岡力氏、UC解散問題で鋭い提言ー北の拉致問題、南の従軍慰安婦問題の世論戦に学べ 主よ、立ちあがってください。人に勝利を得させず、もろもろの国民に、み前でさばきを受けさせてください。主よ、彼らに恐れを起させ、もろもろの国民に自分がただ、人であることを知らせてください。(詩篇9.19~20) プロローグー西岡力とは誰か 西岡力氏 文藝評論家で一般社団法人日本平和学研究所理事長である小川榮太郎氏は、自らが主宰する「平和チャンネル」で動画を発信しておられるが、その中で「旧統一教会の解散命令は明らかに司法の自殺だ」というタイトルの対談形式の動画を、シリーズで発信されている。 そして第13回目は、「救う会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長、麗澤大学客員教授の西岡力氏との対談であった。(「特設番組 旧統一教会への解散命令は明らかに司法の自殺だ」⑬ 西岡力・麗澤大教授に訊く―家庭連合への措置は《日本における信教の自由の危機》、公開日2026年9月13日) 筆者はこの小川榮太郎氏


高市首相の国連演説は聖霊の降臨か 文鮮明師の国連改革とは
◎徒然日誌(令和8年9月30日) 高市首相の国連演説は聖霊の降臨かー文鮮明師の国連改革とは わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父のみもとから来る真理の御霊(聖霊)が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう。 (ヨハネ15.26) 聖霊降臨 プロローグー高市首相の国連演説 去る9月22日夜(日本時間9月23日朝)、高市早苗首相は、第81回国連総会において、一般討論演説を行った。高市首相は、創設から80年を経た国連だが、世界の平和と安定のための役割を果たせていないのではないかと問題提起した上で、しかし今ほど、国連が重要な時代はないとし、特に「国連改革」の必要性を強調した。 そして日本は、国連のために大きな責任を果たしていくとの決意を表明し、次のような提言を行った。 即ち首相は、 ①平和と安定に向けた連携の強化に取り組むこと(核軍縮・北朝鮮の非核化と拉致問題)、②法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展に貢献すること(中東情勢の緊迫化・ロシアによるウクライナ侵略と安全保障理事会の機能不全・


◎聖書豆知識 -「言葉には人を変える力がある」ー言霊とは何か、義人を変えた聖書の一句
◎聖書豆知識 -「言葉には人を変える力がある」ー言霊とは何か、義人を変えた聖書の一句 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。この言に命があった。(ヨハネ1.1~4) 神の天地創造 初めにことばがあった プロローグ 最近筆者は「X」という新メディアに投稿を始めた。先だっての兵庫県知事選挙において、斎藤元彦氏が知事に返り咲いた時、遺憾無くその威力を発揮したのが、XやYouTubeなどのSNSであった。この選挙は、まさにオールドメディアとSNSの戦いと言われたが、SNSが完勝した。 これは、新しいメディアがオールドメディアにとって代わり、新しい言論、即ち新しい言葉が到来する象徴だった。それは今回のテーマである「言霊」と符号する。 筆者は、UCがオールドメディアの餌食になって、完膚なきまでに叩きのめされたこの3年弱を顧みながら、言論、即ち言葉の持つ不可思議な力について想いを馳せた。霊感弁連やオールドメディアによって喧伝された「反社会的」「被害者」「反日カルト」といった造


🔷日本キリスト教協議会の「天皇制終焉声明」を検証するー国のアイデンティティーとしての天皇
◎徒然日誌(令和8年9月23日) 日本キリスト教協議会(NCC)の「天皇制終焉声明」を検証するー国のアイデンティティーとしての天皇 あの人たちから手を引いて、そのなすままにしておきなさい。その企てや、しわざが、人間から出たものなら、自滅するだろう。しかし、もし神から出たものなら、あの人たちを滅ぼすことはできまい。まかり違えば、諸君は神を敵にまわすことになるかも知れない(使徒行伝5.38~39) ガマリエルの説教 プロローグー「note」事始め 筆者は、約6年前(2020年10月)、知人の協力でホームページ「令和リバイバル」を開設し、毎週2本の記事(論文)を投稿してきた(日曜日に聖書の知識、水曜日に徒然日誌)。今回の記事で537本目の投稿になる。「千里の道も一歩より」(老子)とあるが、いつの間にか、これだけの数になった。 本年7月に入って、9月2日に傘寿(80才)を迎えるに当たり、これらの記事を後々に残すことが出来ないかと考えていたところ、筆者にSNSの使い方を教えてくれている若い姉妹から、「それならnoteがいい、noteなら半永久的に投稿記


🔷主よ、我が神よ! あなたを「アバ、父母よ」と呼びかけたい。
◎徒然日誌(令和8年9月16日) 主よ、我が神よ! あなたを「アバ、父母よ」と呼びかけたい。 アバ、父よ、あなたには、できないことはありません。どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください(マルコ14.36) アバ、父よ! (ゲッセマネの祈り) プロローグ 神を知ることは知識のはじめ 筆者は拙著を贈呈する際、「神を知ることは知識の初め」と揮毫することにしている。これは箴言1章7節の「主を恐れることは知識の初め」を再解釈したものであるが、人生のあらゆる知識の中で、神についての知識が最も大切だという自戒を込めた意味がある。 また、「主を恐れることは知恵のもとである、聖なる者を知ることは、悟りである」(箴言9.10)とあるように、神を知ることは知恵の源泉であり、悟りだという。私たちは神を知識としてだけでなく知恵として、そして神との人格的な交わりの中で、心情的に知らなければならない。 では、何故神を知らなければならないのか。それは人間が堕落して、生命の根源なる神と断


🔷検証 -『天の摂理から見た真の父母様の位相と価値』を読んでー韓鶴子女史の有罪判決に思う
◎徒然日誌(令和8年9月9日) 検証 -『天の摂理から見た真の父母様の位相と価値』を読んでー韓鶴子女史の有罪判決に思う 文総裁が聖和した後、私は朝夕、霊前に食事を捧げ、本郷苑(墓)まで往復しながら、心の中で夫と多くの会話を交わしました。そうして、夫の考えが私の考えとなり、私の考えが夫の考えとなりました。文総裁が聖和した2012年9月以降、3年間、一度も侍墓を欠かしませんでした。(韓鶴子著『平和の母』光言社p.31) プロローグー懲役2年の判決に思う 韓鶴子女史 8月31日、ソウル中央地裁は、文鮮明先生(以下、「創始者」と呼ぶ)の妻である韓鶴子世界平和統一家庭連合総裁(以下、「韓女史」と呼ぶ)に、「政治資金法」違反の疑いで懲役1年、「請託禁止法」違反と「業務上横領」容疑で懲役1年の計2年の刑を宣告した。 地裁は一部の小口分散寄付に無罪を宣告し、証拠隠滅教唆と海外政治家資金支給関連横領などは特検の捜査範囲を越えたものとして公訴を棄却した。また 小口分散寄付を設けるために、教団口座からお金を振り替えた行為も横領と見ることができないと判


◎聖書豆知識ー実定法、自然法、神の法
◎豆知識ー実定法、自然法、神の 法の女神 テミス 法には3種類があることをご存知でしょうか。即ち「実定法」「自然法」「神の法」です。先日、この問題が話題になり、この機会にまとめて見ました。 ①実定法とは、国家や公的機関が制定した法のことです。例えば、日本では、日本国憲法、民法、刑法、商法などはすべて実定法です。実定法は、人間が制定し、改正し、廃止することができ、そのため、国や時代によって内容が異なります。 ②自然法とは、人間が制定したのではなく、人間の理性によって認識できる普遍的な正義や道徳の法を指します。例えば、人を不当に殺してはならない、約束は守るべきである、他人の財産を盗んではならないといった原則は、多くの文化や時代を超えて正しいと考えられてきました。自然法思想は、古代ギリシャのアリストテレスや、中世のトマス・アクィナスらによって発展しました。 ③神の法とは、神が人間に示した法です。聖書では、Ten Commandments(十戒)、モーセ律法、 イエス・キリストの「神を愛し、隣人を愛しなさい」というなどの教えが神の法に当たります


🔷傘寿に思う -「清算」「再献身」「大胆に証言」
◎徒然日誌(令和8年9月2日) 傘寿に思うー「清算」「再献身」「大胆に証言」 わたしたちの内の古き人はキリストと共に十字架につけられた。もしわたしたちが、キリストと共に死んだなら、また彼と共に生きるのである(ロマ6.6~8) プロローグー別人となって 傘寿のカラー 黄色 本日9月2日、筆者は傘寿(80才)を迎えた。実は、筆者はこの歳まで元気で生きておられるとは思っていなかったのである。40才代で胆嚢を取り、今まで2回の心臓冠動脈狭窄手術をしているからである。だが、神はこの歳まで健康を与えたもうた。故に筆者は、この神の恩寵に応えるためにも、もう一度神に献身しなければならない。即ち、「Rededicate」(再献身)である。 筆者は人生の最終章で、「聖書を研究しなさい」との神の声を聞き、以来、聖書とキリスト教神学に取り組み、3年前には『異邦人の体験的神学思想』という560ページの神学本を出すことができた。この本は、聖書と原理の橋渡しを意識した本である。今、つくづく思うのは、旧約聖書、新約聖書、原理講論は三冊の本ではなく「一冊の本」である


🔷使徒たちは大胆に福音を語った - 今は大胆にキリストを証言する時
◎徒然日誌(令和8年8月26日) 使徒たちは大胆に福音を語ったー今は大胆にキリストを証言する時 「主よ、いま、彼らの脅迫に目をとめ、僕たちに、思い切って大胆に御言葉を語らせて下さい。そしてみ手を伸ばしていやしをなし、聖なる僕イエスの名によって、しるしと奇跡とを行わせて下さい」。彼らが祈り終えると、その集まっていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされて、大胆に神の言を語り出した。(使徒行伝4.29~31) パウロの説教 プロローグ 今回のテーマは「夢について」、及び「大胆にキリストを証言しよう」の2点であり、 キーワードは、「夢」と「大胆」である。 先日筆者は、明け方に意味深な夢を見た。それは、筆者が主礼で、悔い改めと赦しの祭儀を行っていた夢であり、 その夢で目が覚めた筆者は、いつになく爽やかで霊的に高揚していた。傍にカトリックの司祭が座っていたので、この夢はカトリックの秘蹟(サクラメント)だったのかも知れない。筆者は悔い改めの秘蹟を執り行っていたのであり、この夢は筆者に力を与えてくれた。 そして最近、何故か使徒行伝に何度も出てく


🔷徒然に考える - お盆とは、靖国問題とは、札幌独立教会とは
◎徒然日誌(令和8年8月19日) 徒然に考えるーお盆とは、靖国問題とは、札幌独立教会とは 主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つ。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのものの内にいます、すべてのものの父なる神は一つである。(エペソ4.5~6) プロローグ 昨年の終戦記念日には、満を持して靖国神社を参拝したが、今年の8月15日は、①お盆の意味とは何か、②靖国問題の本質とは何か、③信仰共同体の意義について、の3つのテーマについて、自宅で徒然にゆっくり考えて見た。 【お盆とは】 先ず第一にお盆の意味について考えたい。お盆(おぼん)とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る年中行事で、仏教と日本古来の祖霊信仰が融合した行事である。お盆は8月13日から16日に行われることが一般的だが、地域によっては7月13日から16日に行うところもある。即ち、お盆とは、毎年7月または8月に行われ、先祖や亡き親族を想起し、供養する行事で、仏教や神道の考え方が基本になっている。 <お盆の起源> お盆は「宗教行事」であると同時に、日本の「年中行事・風習」でもある。


🔷神の「召し」とは UCは召された群れ、全信徒は再献身(re-dedicate)を!
◎徒然日誌(令和8年8月12日) 神の「召し」とはーUCは召された群れ、全信徒は再献身(re-dedicate)を! そして、あらかじめ定めた者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義さとした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである。(ロマ8.30) プロローグー神の召しとは ところで私たちは「み言」(原理)に出会い、み旨の道を歩むようになった時、内村鑑三のように意に反して「イエスを信じる者の誓約」に署名させられたのか、もしくは自ら進んで歩みを始めたのか、あるいは私のように大いなる葛藤の中で歩みを始めることを余儀なくされたのか、そこには各人各様の景色がある。内村鑑三は『余はいかにしてキリスト信徒になりしか』(岩波文庫)に次のように書いている。 「ご覧のように、私のキリスト教への第一歩は、私の意志に反して強制されたものでした。また、良心にもいくらか反していた点も告白しなくてはなりません。」(p.31) 内村が「良心に反した」と言ったのは、外国に由来する信仰(キリスト教)に入れば、日本国の裏切者となり日本国の宗教(神道)の背教者となるから


🔷小川榮太郎氏の問題提起 - UCの解散はダンベリー事件と瓜二つ
◎徒然日誌(令和8年8月5日) 小川榮太郎氏の問題提起ーUCの解散はダンベリー事件と瓜二つ だれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそんなことをしたら、その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる。だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである(マタイ9.17) プロローグー新しい葡萄酒は新しい皮袋に! イエス・キリストの「新しい葡萄酒は新しい革袋に」(マタイ9.17、マルコ2.22、ルカ5.37) というたとえは、福音書の中でも人気のある教えである。 では「新しい葡萄酒」とは何か。キリスト教では、イエス・キリストがもたらした新しい福音(契約)、聖霊による新しい命、神の国の時代の新しい信徒を象徴している。但しイエスはイスラエル律法の律法を否定したのではなく(マタイ5.17)、律法を完成し、新しい契約をもたらしたのである。 では「古い革袋」とは何か。これは 霊的には、形式だけの宗教、偏った律法主義や固定観念、古い価値観などを象徴する。つまり、新しい神の働きには、それを受け入れる新しい器が必要なのだ。


🔷死と葬り、そして復活 - 神の臨在は、我が内に、信徒の交わりの中に!
◎徒然日誌(令和8年7月29日) 死と葬り、そして復活ー神の臨在は、我が内に、信徒の交わりの中に! すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。(1コリント15.3~5) プロローグー二つの問い それにしても家庭連合(以下、「UC」と呼ぶ)の理不尽極まる解散決定は、その背景といい、高裁・最高裁の決定文といい、ひどいものだった。この裁判は、小川榮太郎氏、花田紀凱(かずよし)氏、福田ますみ氏らの言論人も指摘されている通り、いずれ歴史の審判を受けるだろう。 現に小川榮太郎氏は、「安倍元総理暗殺事件は何故旧統一教会事件になったのか」について25項目の問題点を挙げ、民間組織をつくって追求するという。 このように、UCは国家と世論と裁判所により、冤罪で葬られたが、この事件は、心なしか筆者には、キリストが人類の罪を背負って葬られたあの歴史的事件とダブって見える。果たしてUCは、キリストのように復


🔷義人を通して語る安倍元首相の声 - 小川榮太郎著『約束のあと』を読んで
◎徒然日誌(令和8年7月22日) 義人を通して語る安倍元首相の声ー小川榮太郎著『約束のあと』を読んで わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。(イザヤ46.10) プロローグー二つのインスピレーション 4年前の7月8日、安倍晋三元首相がテロリストによって暗殺され、テロリストが「旧統一教会(以下、「UC」と呼ぶ)に恨みを抱いていたところ、安倍元首相(以下、親しみを込めて「安倍さん」と呼ぶ)がUCと近いと錯覚して犯行に及んだという情報が奈良県警からリークされた。この情報は瞬く間に広がり、いつの間にかUCが悪者にされ、UCと繋がりがあった政治家が叩かれるという異様な現象が展開された。まさに悪霊的現象だった。 この異様な展開を、文藝評論家の小川榮太郎氏(1967年生)は著書『約束のあと』(2026年飛鳥新社)の中で、「安倍氏の暗殺とは、まさに戦後レジュームからの脱却という民意そのものへの殺意だった」とした上、次のように指摘した。 ...


🔷検証-解散決定の致命的欠陥 日本の司法の欠陥とUC解散判断の背後にあるもの
◎徒然日誌(令和8年7月15日) 検証-解散決定の致命的欠陥ー日本の司法の欠陥とUC解散判断の背後にあるもの するとピラトは、ユダヤ人たちに言った、「見よ、わたしはこの人をあなたがたの前に引き出すが、それはこの人になんの罪も見いだせない」。祭司長たちや下役どもはイエスを見ると、叫んで「十字架につけよ、十字架につけよ」と言った。(ヨハネ19.4~6) ピラトの前のキリスト(ムンカーチ画) プロローグー歴史の汚点 この度の最高裁のUC解散命令決定は、まさに歴史的な裁判所の汚点であり、今後、内外からの批判に晒され、激しい歴史の審判を受けることになる。そこで今回、日本の裁判所のどこが問題であり(官僚体質)、何故解散決定が問題であり(最高裁・高裁の決定の誤謬)、今後どういう対応をすべきか(解散後の戦略)を問うことにした。 作家でジャーナリストの門田隆将氏は、著書『裁判官が日本を滅ぼす』で、日本の裁判官が国民の常識から乖離した「事なかれ主義」や「相場主義」に陥っていると厳しく批判し、特に官僚支配の弊害(裁判官が最高裁の方ばかり向き、出世のために


🔷アメリカ建国250年に寄せて - アメリカの建国精神と日本の伝統精神
◎徒然日誌(令和8年7月8日) アメリカ建国250年に寄せて-アメリカの建国精神と日本の伝統精神 あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。(マタイ5.14) プロローグー有神論の国アメリカと無神論に舵を切った日本 自由と法の最後の砦ともいうべき最高裁が、6月22日、「UCの解散決定」という歴史に禍根を残す判断をしてしまった。最高裁決定は高裁決定をそのままなぞった中身ないもので、宗教教義をかってに解釈するという、司法として一線を越えた間違いを犯した高裁の判断を盲目的に踏襲した。 小川榮太郎氏が「旧統一教会(家庭連合)解散命令は司法の自殺」(月刊Hanada5月号)と指摘される通り、まさに司法の自殺であり、また無神論国家日本への転落の序章である。 小川榮太郎氏曰く、「家庭連合がよい宗教か悪い宗教かの問題ではありません。同教団が宗教法人法の定める解散命令の基準である『法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をした』か否かです。 二度に渡る司法判断は、教団の『違法性』を全く立証できてい


🔷決定版-最高裁、戦後最悪の汚点 - 十字架からの復活を期す
◎徒然日誌(令和8年7月1) 決定版-最高裁、戦後最悪の汚点ー十字架からの復活を期す 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さる(ロマ書8.28) プロローグー理不尽極まる最高裁の判断 最高裁は6月22日付で、家庭連合(以下、「UC」と呼ぶ)側の特別抗告を棄却する決定をし、UCの解散が確定した。最高裁の決定は3ヶ月の超スピード判断で、決定文は4ページの内容のないお粗末なものであった。まさに「先ず解散ありき」の国策裁判であり「木で鼻をくくる」とはこのことである。この決定により、国と裁判所は深刻な傷を負い、取り返しのつかない汚点を残した。今後、国内外の批判に晒されることは、明らかであり、一方UCは、文字通り解散という十字架から、見違える教団として復活する大きな課題を与えられた。 今回の最高裁判断は、東京高裁の判断をそのままなぞったもので、なんら本質的な問題には踏み込んでいない。この決定は、「司法の中立性」、「証拠裁判主義」、「信教の自由」、「憲法問題・適正手続」、につい


🔷聖書における「雨」「水」「井戸」の意義について 梅雨(つゆ)の季節に思う
◎徒然日誌(令和8年6月24) 聖書における「雨」「水」「井戸」の意義についてー梅雨(つゆ)の季節に思う ヤコブはその旅を続けて東の民の地へ行った。 見ると野に一つの井戸があって、そのかたわらに羊の三つの群れが伏していた。....ヤコブがなお彼らと語っている時に、ラケルは父の羊と一緒にきた。彼女は羊を飼っていたからである。.....ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた。(創世記29.1~11) プロローグー恵みの雨 6月は雨の季節、日本では「梅雨」(つゆ・ばいう)という。関東の梅雨は6月上旬~7月中旬らしいから、今は梅雨の真っ盛りである。毎朝筆者は、ベランダで柔軟体操をするのが日課になっていることもあり、ベランダ越しの雨を見ながら「今日も雨か」とつい憂鬱な気分になる。だが、梅雨の雨は「恵みの雨」であり、水不足を防ぐ、お米や農作物を育てる、川やダムに水をためる、夏の暑さを和らげる、紫陽花(あじさい)など森や生き物を潤すというように、日本の暮らしにはとても大切な雨であるという。 梅雨に雨が多いのは、日本の上空で「冷たい空気」と


🔷健康寿命を考える-生気に満ち、青々と
◎徒然日誌(令和8年6月17) 健康寿命を考えるー生気に満ち、青々と 正しい者はなつめやしの木のように栄え、レバノンの香柏のように育ちます。 彼らは年老いてなお実を結び、いつも生気に満ち、青々として、 主の正しいことを示すでしょう(詩篇92.12~15) プロローグー「人生、悔いなし」と言えるか 筆者は本年9月2日で傘寿(80才)を迎える。実は筆者はこの歳まで元気に生きておれるとは思っていなかった。40才代で胆嚢を取り、今まで2回の心臓手術をしているからである。その意味で筆者はこの歳まで元気に生きてこれたことを、天地を創造された神に感謝したい。還暦(60才)にも、古稀(70才)にもそう感慨はなかったが、やはり傘寿となると感慨が深い。何故なら男性の平均寿命は81才(女性は87才)であるので、筆者はいつ死んでもおかしくないからだ。 さて筆者は、前回・前々回の徒然日誌で、「死とは何か」「死への覚悟」「如何に死ぬか」についての「死生観」を考察した 。(参照-三島由紀夫の自決→https://x.gd/yw5MM 、絶滅収容所における死生


🔷絶滅収容所における死生観 フランクル著『夜と霧』の世界
◎徒然日誌(令和8年6月10日) 絶滅収容所における死生観-フランクル著『夜と霧』の世界 われ苦難のうちよりヱホバを呼べり ヱホバはわれに應へて我を廣きところに置きたまへり(詩篇118篇5節) プロローグー『夜と霧』 最近、有名なフランクル著『夜と霧』を読み直した。この『夜と霧』は、オーストリアのユダヤ人精神科医であり心理学者のヴィクトール・フランクル(1905年~-1997年)が、ナチスの強制収容所での体験を心理学者の視点から書いた本である。それは前回の徒然日誌で、三島由紀夫の自決を検証し、「死とは何か」を考察していく中で、死と向き合って生きることを余儀なくされたアウシュヴィッツに代表される「ユダヤ人絶命収容所」の実態をより深く知りたいと思ったからである。(参照-令和8年6月3日徒然日誌「三島由紀夫自決の意味」→ https://x.gd/yw5MM ) 『夜と霧』の著者フランクルは、ユダヤ人というだけで、ただユダヤ人であるという理由だけでナチスに拘束され、テレージエンシュタット強制収容所(1942年9月~1944年10月)


🔷検証-三島由紀夫の「自決」の意味 三島由紀夫と執行草舟の接点と死生観
◎徒然日誌(令和8年6月3日) 検証-三島由紀夫の「自決」の意味ー三島由紀夫と執行草舟の接点と死生観 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを見いだすであろう。(マタイ16章25節) プロローグー死して生きる死生観 人間にとって死生観の確立は、より良く(美しく)生き、より良く(美しく)死ぬために不可欠である。最近、執行草舟著『永遠の三島由紀夫』(実業之日本社)を読んで、一層、その思いを強くした。 イエス・キリストは死生観について、「自分のいのちを救おうと思う者は、それを失い、 失う者は、それを見いだすであろう」(マタイ16.25)と言われ、また、「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それは一粒のままである。 だが、死ねば、多くの実を結ぶ」(ヨハネ 12.24)と語られた。死して生きる、これがイエスの逆説の死生観である。 また文鮮明先生は『御旨と世界』の中で、 人間の死生観について、「先生が歴史のすべての秘密を発見して、歴史というものを改めて見てみた時に『死なんとする者は生き、生きんとするも


🔷神の計りごとは必ず成る - どん底からの生還
◎徒然日誌(令和8年5月27日) 神の計りごとは必ず成るーどん底からの生還 わたしの計りごとは必ず成り、 わが目的をことごとくなし遂げる(イザヤ46.10) プロローグー絶望の司法 この5月21日、筆者は福本総合法律事務所を訪問し、福本修也、山地博貴、両弁護士とUCの解散問題など色々意見を交換し、UC再建策について前向きの話しが出来た。両弁護士は解散問題裁判のUC側代理人を務め、共に東大法学部卒の秀才である。 福本氏は東京高裁の解散決定(3月4日)に対して、「解散命令決定の欠陥ー絶望の司法」と題して総括し、「具体的な不法行為事実の特定を欠いたまま、抽象的な推測のみで不法行為認定を行うという証拠裁判主義に反する重大な欠陥を、さらに深化・拡大させたもの」と批判し、高裁の決定には、他に憲法違反、国際法違反などの重大な法律上の問題もあると指摘した。(参照-絶望の司法→ https://x.gd/yaQIE ) また、5月21日、特別抗告審が係属する最高裁判所第3小法廷の沖野眞已裁判官について、忌避の申立てを行った。沖野裁判官は、令和


🔷信教の自由の歴史的考察 旧統一教会の解散は信教の自由侵害に当たるか
◎徒然日誌(令和8年5月20日) 信教の自由の歴史的考察ー旧統一教会の解散は信教の自由侵害に当たるか 山々が生まれる前から、大地が、人の世が、生み出される前から、世々とこしえに、あなたは神(詩篇90.1~2) ブロローグー憲法違反の裁判 3月4日、東京高裁はUCの解散を命じた東京地裁の決定を支持し、UCの即時抗告を棄却した。やはり地裁決定と同じく、「結論ありき」の決定であり、まさに「国策裁判」であった。教団は最高裁に特別抗告したが、解散命令の効力が生じ清算手続きが始まった。(代表清算人伊藤尚弁護士) 教団は、「今回の決定はテロリストの願望を国家ぐるみで叶(かな)えるものであり、事実と証拠に裏付けられず、証拠裁判主義に反して下された『結論ありき』の不当な判断である」と述べ、「この不当な司法判断を決して容認せず、(最高裁への)特別抗告を含め、信教の自由を守り抜くため闘い続ける」とのコメントを発表した。 代理人の福本修也弁護士は、「解散命令決定の欠陥ー絶望の司法」と題して総括し、「具体的な不法行為事実の特定を欠いたまま、抽象的な推測
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