top of page

​他のアーカイブ記事は下のカテゴリーメニューを選択し、一覧表示の中からお選び下さい。

​他の記事は下のVマークをタップし、カテゴリーを選択し完了をタップ。記事一覧が表示されます。

義人を通して語る安倍元首相の声 - 小川榮太郎著『約束のあと』を読んで

  • 7 時間前
  • 読了時間: 15分

🔷徒然日誌(令和8年7月22日)   義人を通して語る安倍元首相の声ー小川榮太郎著『約束のあと』を読んで

 

わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。(イザヤ46.10)

 

ブロローグー二つのインスピレーション

 

4年前の7月8日、安倍晋三元首相がテロリストによって暗殺され、テロリストが「旧統一教会(以下、「UC」と呼ぶ)に恨みを抱いていたところ、安倍元首相(以下、親しみを込めて「安倍さん」と呼ぶ)がUCと近いと錯覚して犯行に及んだという情報が奈良県警からリークされた。この情報は瞬く間に広がり、いつの間にかUCが悪者にされ、UCと繋がりがあった政治家が叩かれるという異様な現象が展開された。まさに悪霊的現象だった。

 

この異様な展開を、文藝評論家の小川榮太郎氏(1967年生)は著書『約束のあと』(2026年飛鳥新社)の中で、「安倍氏の暗殺とは、まさに戦後レジュームからの脱却という民意そのものへの殺意だった」とした上、次のように指摘した。

 

「マスコミ報道は、旧統一教会騒動という数十年前のスキャンダルの蒸し返しという、まるで違う文脈に置き換えて国民の眼から隠蔽している。いつの間にか主題は統一教会に移り、統一教会=悪と決めつけたうえで、その団体と安倍氏との間に特別な関係があったかのようなフェイクニュースを大々的に展開。カルト教団と関わりがあった以上、暗殺されても仕方がなかったと言わんばかりの印象操作が繰り返されている。これは、殺人容疑者の供述どおりの展開である。」(『約束のあと』P39)

 

実は筆者は、この未曾有の朝野を挙げてのUCバッシングの最中、胸中深く、確かな二つのインスピレーションを感じていた。

 

その一つが、「安倍さんは、UCが貶められることを決して良しとされていない。岸信介・安倍晋太郎・安倍晋三の岸家三代の霊は、UCが潰されるのを良しとされていない」という強い霊的直感である。そして今一つが、この未曾有の出来事は、「霊妙な神のご計画(はかりごと)の中にある」という確かな確信であった。筆者は暗殺1ヶ月後のつれづれ日誌(令和4年8月3日)で、次のようにしたためた。

 

「当初から筆者の本心に響く一つのインスピレーションがありました。それは『UCがスケープゴートにされ、反社会的団体呼ばわりされて葬られることは、安倍さんの本意ではないはず』との強い思いです」(参照-筆者が得たインスピレーション→ https://x.gd/gtwn5 )

 

そしてこの前記「二つのインスピレーション」は4年が過ぎた今も、筆者の内心に息づいている。「主のはかりごとはとこしえに立ち、そのみこころの思いは世々に立つ」(詩篇33.11)とあり、「我が計りごとは必ず成就し、わたしの望むことをすべて成し遂げる」(イザヤ46.10)とある通り、神は歴史を支配し、最終的に正義を実現される方である。聖書は、神のご計画(みこころ、みはかり)は人間や世間や国家の都合や歴史の変化によって揺らぐことがなく、永遠に確かなものであると繰り返し語っている。よしんば試練や不幸に見舞われても、最終的に「万事を益となるようにして下さる」(ロマ8.28)というのである。

 

そして最終的な神の言葉(原理)によって立つUCの群れは、この未曾有の試練の中にあっても、いや試練の中にあるからこそ、ぶれず、変わらず、神の言葉に立つものであり、そして解散という十字架に架けられたUCには「復活」という確かな希望がある。然り、神はイスラエルに、「わたしの民イスラエルを元どおりにする」(アモス9.14)と、捕囚後の回復と祝福を約束されたように、UCとその信徒の復活は神のご計画の中にある。そしていまや安倍さんの霊は義人(保守言論人)の口を借りて語り始めた。安倍さんに最も近かった小川榮太郎氏はそのキーパーソンである。

 

【小川榮太郎著『約束のあと』を読んで】

 

小川榮太郎氏は、機関誌『湊合』(そうごう)令和8年春号で、「旧統一教会への解散命令、最高裁および全ての政治家は真剣に再考せよ」との特集を組み、「信教の自由」と「法の支配」の観点から、解散命令の法的根拠や手続きに強い疑義を呈し、UC解散問題で「声を挙げて戦う」という覚悟を示した。

 

また、小川榮太郎氏は最高裁特別抗告で最高裁に「意見書」を提出している。その意見書の中で「高裁決定は、地裁以上に不合理な解散根拠を提示し、しかも解散執行において苛烈であった」とし、「この度高裁判決が出、ただちに教団施設の差し押さえが行われるに及び、私の中でスイッチが入った」(意見書P4)と告白した。

 

そして、「報道も政府の手続きも、ただこの団体を社会的に圧殺する為に、事実関係を無視したこじつけと無理を重ねている。まさに、今回の高裁決定(三木素子裁判長、3月4日)の根拠とする解散事由が、地裁よりも更にひどい、目を覆うばかりの惨状を呈しているのも、秘密裁判だったがゆえに生じた事ではないか。正直言って、高裁決定は歴史的不祥事である」と厳しく批判した上、次のように訴えた。

 

「最高裁よ、是非とも踏みととどまって欲しい。テレビ世論などというものはもはや実効性を失いつつある。古いバワーに迎合し一時の政治判断に追随せず、司法の尊厳ある独立を示し、政教分離という自由社会の原則と法治国家としての威信を守ってもらいたい。一国民としての切なる願いである」(意見書P13)

 

今、自らが主宰する一般財団法人日本平和学研究所の特設番組で、福田ますみ氏、加藤文宏氏、仲正昌樹氏ら保守言論人と対談を組み、「旧統一教会の解散命令は明らかに司法の自殺だ」とのテーマで多面的に問題提起している。心なしか霊界の安倍さんが降臨し、義人の口を借りて語っているという感がする。確かに小川榮太郎氏は負けを承知で(?)戦いに挑む「現代の義人」、「令和の預言者」である。ちなみに小川榮太郎氏は、筆者とは同じ大学の後輩にあたり、その意味でも感慨深い。同じ後輩でも、霊感弁連の紀藤正樹氏とは大違いだ。

 

<令和の預言者>

 

実は筆者は小川榮太郎氏につていて、今まであまりよい印象を持っていなかった。何故なら、宗教法人法の解散事由に民法の不法行為まで含まれるという解釈変更を一夜にして行っただけでなく(2022年10月)、日本保守党誕生を誘発したLGBT法案(2023年6月成立)を強硬した岸田文雄元首相を持ち上げていたからである。

 

だが、著書『約束の時』(2012年幻冬舎)と『約束のあと』(2026年幻冬舎)を読んで、その疑問は氷解した。つまり小川氏は、安倍さん亡きあと、「安倍氏の生涯の主題だった『戦後レジュームからの脱却』を決して挫折させないこと」を目標としてきたところ、「有事に対応する政策断行内閣」として防衛力の抜本的強化や経済安全保障政策の推進など、岸田政権が安倍路線の継承者だと理解した故に岸田氏を支援したというのである。あまつさえ、岸田政権が倒れれば、政権を制するのが左派系の河野太郎氏や石破茂氏であり、安倍路線が大きく修正される可能性があった。(『約束のあと』P56)

 

つまり、安倍さんの「戦後レジュームの脱却」や「日本を取り戻す」という路線を頓挫させないためには、岸田政権はベストではないにしてもベターだというのである。小川氏が命がけで守ろうとしたのは、「真性な保守の伝統」であり、岸田政権ではなかった。そして小川氏がいう保守とは、「歴史を尊重する態度であり、慣習や伝統、価値観を愛護する精神」、即ち、保守とは「戻ろうとする精神の営み、日本の来歴と良き習慣、古来の価値を愛する者」(『約束のあと』P99)であり、その行動準則とは「五箇条の御誓文」であり、「教育勅語」であり、明治国家創業時の行動準則に戻ることだという。(『約束のあと』P100)

 

ちなみに「近代保守主義の父」と呼ばれる思想家エドマンド・バーク(1729~1797)は、1790年に著した『フランス革命の省察』で自らが保守主義を唱えた背景が記されている。バークは、 王政の廃止、教会の破壊、貴族制度の否定といった恐怖政治(大量処刑)を招いたフランス革命(1789年)を見て大きな危機感を抱き、「理想だけを掲げて歴史や伝統を一気に壊すと、かえって自由も秩序も失われる」と警告した。

 

即ちバークの保守主義は、①歴史と伝統を尊重する、② 急激な革命より漸進的改革(改革は必要だが、連続性を保ちながら行うべきだ)、③ 人間の理性には限界がある、④ 社会は世代を超えた共同体である、という思想で、先祖から受け継いだものを尊重し、次の世代へ責任をもって渡すという考え方に立つ。即ちバークの保守主義は、「歴史が育んだ伝統や制度を尊重し、人間の理性の限界を自覚しながら、革命ではなく漸進的な改革によって社会をより良くしていこうとする思想」と要約できる。

 

この点、バークの保守主義と小川榮太郎氏の「歴史を尊重する態度」「慣習や伝統、価値観を愛護する精神」は共通する部分がある。二人にキリスト教文明と日本文化という背景の違いはあるが、歴史や伝統を重んじるという共通点がある。何故なら、歴史や伝統は、長い年月をかけて人々が試行錯誤し、最適化してきた「英知の集積」であるからである。

 

即ち、保守とは、「保守しながら改革し、改革しながら保守する」という政治思想であると筆者は理解している。まさに小川氏は真性な保守主義者であり、この保守の理想を政治の現場で成し遂げようとしたのが安倍晋三であった。故にこの安倍さんは、小川氏にとって体を張って守るべき政治家だったのである。その安倍さんはテロに倒れたが、今や地上に甦って、令和の預言者たる小川榮太郎に憑依し、戦後レジュームからの脱却を成し遂げんとする高市早苗首相に降臨しているのである。少なくとも筆者にはそのように感じられる。

 

<第二次安倍政権の立役者ー安倍晋三との深い絆>

 

ところで、安倍さんと小川氏との関係は、第二次安倍政権における再登板運動を通して始まった。小川氏は安倍さんの総理大臣再登板運動に人生を賭けたという。「戦後レジューム」の申し子と言うべき民主党政権がもたらした惨状を見るに堪えず、安倍さんと心中してでも、状況を打開しようと思ったからである。その仕上げとして、総裁選直前に書き上げたのが、第一次安倍政権の検証本『約束の日ー安倍晋三試論』(幻冬舎文庫)であった。(『約束のあと』P2、P169)

 

安倍さんは、小川榮太郎の本『約束の日』を読んで、自民党総裁選に再度挑戦する覚悟を決めたといいう。つまり、この本がなければ、安倍第二次政権は無かったかも知れないのである。改めて言語の力の大きさを痛感する。以後この本がきっかけとなってその後の交流が始まり、小川氏は安倍さんと面会を重ね、政治や歴史、日本の将来について意見を交わすようになった。

 

恥ずかしながら筆者は、小川氏がこれ程強く確かな絆を安倍さんとの間で結んでいるとは知らなかった。小川氏は著書『約束の日』の最終章(辞任)で、安倍さんを、郷里の先達吉田松蔭、そして「戦後レジューム」に抗議して自決した三島由紀夫の精神の系譜を引く者と規定し、三島由紀夫が果たせなかった日本の国家的、精神的な自立という「約束」を果たすことを、安倍氏に託している。

 

小川氏曰く、「私は、切望している。安倍晋三が、(戦後レジュームからの脱却という)果たし得ていない約束を果たすために、今こそ、執念の炎を燃やし、政権を再度奪還してくれることを」と。(『約束の日』P218)

 

そして安倍氏は、「この『約束の日』を本にして欲しい、そうしたら自分は総理再登板を期して自民党総裁選に出るつもりだ」と幻冬舎の見城徹社長に語ったという。この本は総裁選直前に刊行され飛ぶように売れ、本命候補から程遠かった安倍さんは奇跡のように総裁・総理に返り咲いたのである。(『約束のあと』P3)

 

ちなみに著書『約束の日』と『約束のあと』は、小川氏の安倍晋三論を軸にした二部作とも言える作品である。最初の『約束の日ー安倍晋三試論』(2012年)は、第2次安倍政権が発足する直前に出版された本で、小川氏は第一次安倍内閣(2006~2007年)を単なる「失敗した政権」とは見ず、日本を変えようとして戦後レジームからの脱却を目指した理念とその挫折、そして再起への期待のドラマとして描いている。「約束の日」とは「日本を取り戻すこと、戦後体制を見直すこと、日本の歴史・伝統を尊重する国づくり」、即ち「戦後レジュームからの脱却」という安倍氏の政治的使命を指す象徴的な表現である。

 

また『約束のあと―安倍晋三から高市早苗へ』(2026年)は、安倍晋三亡き後、「その使命を誰が受け継ぎ、日本はどこへ向かうのか」を問う本である。即ち、安倍さんが亡くなった後の日本政治を論じた続編であり、2022年7月8日の安倍氏銃撃事件から始まり、岸田政権、保守派の分裂、石破政権への批判、高市早苗政権の誕生までを、小川氏自身の視点で描いている。また『約束のあと』では、旧統一教会問題や安倍氏暗殺後の偏った報道への批判が記されている。つまり『約束のあと』は、今や安倍晋三から高市早苗へと奇跡のようにバトンタッチされた戦いの経緯をまとめた本であり、いわば安部さんの思いを小川氏が代弁して語った書とも言える。

 

小川氏は、安倍氏が凶弾にたおれる直前の自分の誕生日(5月13日)に、「ここまで愚かな人達の国の中で、余生の長さを思うよりは体当りの『短命』を選びたい」と書いている(『約束のあと』P175)。そして「短命を選びたいと書いた私は、私の余命は日本の真実を闘い取る、そのために使う。その、安倍さんと私の約束の日まで、私の命は天界の安倍さんにお預けしておこうと思う。安倍晋三の御霊よ、安かれ」としたためられている(『約束のあと』P17)。然り、小川氏の覚悟には吉田松蔭や三島由紀夫の死生観が散見され、腹を決めた男の美学がある。

 

<安倍晋三から高市早苗へ>

 

自民党の総裁選挙は2025年10月4日に投開票が行われ、高市早苗前経済安全保障相が第29代総裁に選出された。筆者は自民党の党員でもあり、①安倍晋三元首相は高市氏を強く推薦されており、高市氏が安倍氏の正統な相続人であること、②高市氏にははっきりした政治理念と哲学があること、③UCに対して偏見がないこと、この3つの理由で高市氏に一票を投じたので、高市氏当選は感慨深いものがあった。筆者は10月8日、次のように「X」に投稿した。

 

「総裁選でハッキリしたのはオールドメディアの終焉である。小泉氏を有利に煽った旧メディアは惨敗した。もう一つが安倍元首相の復活である。高市氏の勝利でアベイズムは復活する。この勝利はまさに神の御手の介入だった」 (参照-高市首相誕生に思う - 安倍元首相の正統な相続人→ https://x.gd/8vBqy )

 

そして2025年10月21日、日本の憲政史上、初めての女性首相が誕生した。いや実質的に見れば、日本の歴史上、初めて国の統治者に女性が就いたと言ってもいい。瑞穂の国、アマテラスの国、島国母性国家日本の快挙であり、全てのものが新しく変わると感じたのは筆者一人ではあるまい。まさに「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである」(ルカ5.38)とある通りである。

 

更に2026年2月8日に行われた総選挙で、高市氏に率いられた自民党は大勝した。小川氏は総裁選の大勝を次のように記している。

 

「高市自民党が、空前の圧勝を遂げた。これは単なる一選挙における偶発的な勝利とは違う。安倍晋三が生涯の課題とした『戦後レジュームからの脱却』という問題意識への、日本国民の最終回答と言って差し支えない」(『約束のあと』P260)

 

つまり、はっきりしたことは、国民が「戦後レジュームからの脱却」の仕上げとしての高市自民党を選択したと同時に、オールドメディアが終焉したことである。UCも旧メディアにはひどい目に逢い、兵庫県知事選挙でもそうだったが、今回小泉氏を持ち上げ、小泉氏の勝利を煽ったオールドメディアは惨敗し、SNSが完勝した。

 

そしてもう一つが安倍元首相の復活である。安倍氏が強く推薦していた高市氏が勝利することによって、アベイズムは力強く復活するだろう。その意味で、オールドメディアをはじめ誰もが予想しなかったこの奇跡的勝利は、神の見えざる手の介入があったと筆者は感じている。 

 

小川榮太郎氏は、もはや足枷になってきた公明党の顔色を窺う必要もないと述べ、「日本を取り戻す」政策、特に憲法改正をやり遂げることを強調する。日本国憲法こそは「戦後レジューム」の象徴であり、中曽根内閣でも、小泉内閣でも出来なかった憲法九条第二項の改正こそ「戦後レジュームからの脱却」の最終章であるという。

 

そして小川氏は、有事国家への転換や総合安全保障の観点から、①長期有事に堪え得る食料確保、②軍事的な防衛能力の確保、③エネルギーの自給率の向上、④経済安全保障、➄情報安全保障、を提案した(『約束のあと』P273~275)。小川氏は、この『約束のあと』を書き上げたいま、安倍晋三先生の墓前に「戦後レジューム」は終わったことをご報告申しあげたいという。(『約束のあと』P278)

 

【贖罪の羊】

 

筆者も知らなかったことだが、この二つの著作を読みながら、安倍さんと小川榮太郎氏が如何に強く不可思議な絆で結ばれていたかが理解できる。筆者は、「安倍さん、あなたはどこにおいでなのでしょうか」(『約束のあと』P279)と問いかける小川氏の姿を見ながら、もし安倍さんが訪ねてこられるとすれば、真っ先に小川氏のところに来られるのではないかと、思わざるを得ない。それほど近かったのである。

 

今、奇しくも小川氏が、UCの解散決定は「司法の自殺」と明言し、平和研の特設番組で、道理を尽くしてUCの無罪を主張する声は、まさに安倍さんの声でもある。霊界の安倍さんが小川榮太郎という言論人に憑依(ひょうい)して語っているのだ。そして、まさにこれが『約束のあと』を読んでの率直な筆者の読後感である。

 

前記したように、安倍さんは、自らの暗殺によって、UCが貶められ、潰されることを決して良しとはされていない。これは筆者の確かなインスピレーションであり、確信である。安倍さんは、日本が生まれ変わるために、日本という祭壇に備えられた「祭物」であり、そして私たち自身が生まれ変わるために、教会の祭壇に捧げられた「贖罪の羊」でもある。かのリンカーン大統領が、自らの血によってアメリカを清めたように、安倍さんもまた、その血によって日本を清められるのだ。

 

小川氏も言われているように、安倍さんは、祖父岸信介の思想・信条と父安倍晋太郎の人柄の良さ、そして母洋子の優しさを色濃く受け継ぎ、保守のタカ派のイメージと共に、母性的な思いやりを兼ね備えた希に見るバランスの取れた政治家であった。 (参照-安倍晋三元首相の一周忌に寄せて→ https://x.gd/3V9b4 )

 

以上、「義人を通して語る安倍元首相の声ー小川榮太郎著『約束のあと』を読んで」というテーマで、安倍さんと小川榮太郎氏の密接な関係や、安倍さんの思いを語ってきた。

 

この2026年7月8日は安倍晋三元首相の4周忌だったが、それに先立つ6月22日、最高裁の決定により、教団は消滅した。あの世におられる安倍さんの霊は、いたく失望されているだろう。無論、消滅したのは宗教法人であって信仰共同体は厳然と残り、今後も逞しく成長することは言うまでもない。願わくば、安倍さんの霊よ、地上に再臨復活して、健気な統一の群れを孤児にはしないで欲しい。然り、主は言われる、「わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない」(ヨハネ14.18)と。(了)

 

                           牧師・宣教師    吉田宏

R.jpg

​新生聖書勉強会

​ユニバーサル福音教会牧師
​家庭連合ポーランド宣教師
   吉田 宏

090-3504-6430

〒226-0025
横浜市緑区十日市場町1258
​十日市場昼タウン1-3-507

​トップページ

​プロフィール

​記事一覧

​お問い合わせ
​コメント欄

bottom of page