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高市首相の国連演説は聖霊の降臨か 文鮮明師の国連改革とは

18 時間前
読了時間: 13分

◎徒然日誌(令和8年9月30日)  高市首相の国連演説は聖霊の降臨かー文鮮明師の国連改革とは

わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父のみもとから来る真理の御霊(聖霊)が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう。

(ヨハネ15.26)   


聖霊降臨
聖霊降臨

プロローグー高市首相の国連演説


去る9月22日夜(日本時間9月23日朝)、高市早苗首相は、第81回国連総会において、一般討論演説を行った。高市首相は、創設から80年を経た国連だが、世界の平和と安定のための役割を果たせていないのではないかと問題提起した上で、しかし今ほど、国連が重要な時代はないとし、特に「国連改革」の必要性を強調した。


そして日本は、国連のために大きな責任を果たしていくとの決意を表明し、次のような提言を行った。


即ち首相は、 ①平和と安定に向けた連携の強化に取り組むこと(核軍縮・北朝鮮の非核化と拉致問題)、②法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展に貢献すること(中東情勢の緊迫化・ロシアによるウクライナ侵略と安全保障理事会の機能不全・国際裁判所への支持)、③国連の改革が不可欠であること(国連憲章の見直しと旧敵国条項の削除・安全保障理事会の改革)の3点を強調し、またエネルギー・重要物資のサプライチェーンの強靱化に取りくむことも表明した。

 

高市早苗首相の国連演説
高市早苗首相の国連演説

この国連演説は格調が高く、国際舞台において、日本は初めて全うな自己主張をし、世界に貢献する日本を印象付ける画期的な演説だった。門田隆将氏がいみじくも、「岸田・石破首相でなくて本当に良かった」と吐露された如く、高市首相で日本は救われた感がする。


この点、宗教的思想家・実業家である執行草舟氏は、高市氏が首相に就任(令和7年10月21日)してから、二、三週間の外交を見て、戦後最高の首相だと確信し、「運と徳を兼ね備えたジャンヌダルクのような女性だ」と高く評価した。また総選挙(令和8年2月8日)での高市自民党の歴史的勝利に際し、執行氏は、「これはロシア革命やフランス革命に匹敵する霊性革命」であり、「聖霊が降臨した」とし、 この勝利は、日本人がようやく「覚醒」した証左であると言われた。(参照-執行草舟とは誰かー何度も死を体験した人間の死生観→ https://x.gd/Rx7gB )


確かに高市首相の登場は、それまでの岸田・石破時代の日本のよどんだ空気が一変し、黒雲が一掃された感があり、聖霊の働きを感ぜざるを得ないものがある。今回の国連演説は、それを裏付ける品位と力強さがあり、まさに日本版サッチャーの登場である。


ただ一つ残念(不満)なのは、戦後最大の宗教弾圧と言える家庭連合(以下、「UC」と呼ぶ)の解散決定を、高市政権と言えども阻止出来なかったことである。最高裁は6月22日付で、UC側の特別抗告を棄却する決定をし、解散が確定した。だがこの解散は、岸田政権以来の既定路線で、高市首相と言えどもこの強い流れを変えることは難しかったかも知れない。


それはUC教祖が、1984年7月20日、コネチカット州ダンベリー連邦刑務所に収監されたが、当時のレーガン大統領(在任-1981年~1986年)でもこれを阻止出来なかったことと相似する。文鮮明師は、世論のひどい偏見、悪意の政治的圧力、行政や裁判所の機能不全に見舞われ、冤罪を着せられて十三ヶ月間収監を余儀なくされた(1984年7月20日~1985年8月20日) 。


まさに 日本UCの解散問題と瓜二つであり、UC解散は、文字通り「日本版ダンベリー」である。 (参照-小川榮太郎、「UC解散はダンベリー事件と瓜二つ」→ https://x.gd/bK6Qtr )


以下、執行氏が言われる「聖霊降臨と霊性革命」、及び高市首相の「国連改革」について考察する。

   

【聖霊降臨と霊性革命】   


古来、日本の国家神は、良きにつけ悪しきにつけ、女性神(天照大神)であり、地理的には女性を象徴する島嶼国家である。四季うるおしく、美しい自然は清楚に着飾った乙女のようであり、和と清浄を好む性質は、まさに女性的である。儒教も仏教も、はたまた科学技術も、海外から日本に種蒔かれ、日本という母胎で育ち、世界に繁殖していった。 

 

そして日本人は、縄文時代から、自然を崇め、先祖を祀り、和を重んじてきた伝統があり、古来日本文化は、「自然と先祖と和」が核となっている。 即ち、「清浄」(清く明き心)、「和」(調和・共生)、「母性」(慈愛)、は日本の3大霊性と言える。 このように日本の精神風土が、全体としては調和的で相対的な女性的精神性にあることは確かで、これこそ「日本らしさ」であると言えなくもない。


その日本にふさわしい女性首相が日本憲政史上、初めて誕生した。ヨーロッパでは、サッチャー(英)、メルケル(独)、メローニ(伊)、東洋では蔡英文(台湾)などが出たが、まさに日本では初めての女性宰相である。

 

ちなみに高市首相は鉄の女と言われ、敬虔なメソジスト派のキリスト教徒でもあったマーガレット・サッチャー(首相在任1979年~1990年)を、「憧れの政治家」として尊敬している。 


<憧れの政治家、サッチャー> 


マーガレット・サッチャー
マーガレット・サッチャー

サッチャーは理念と信念の政治家であり、健全な自立経済、防衛・安全保障の重視、保守的価値観、法の支配を貫き、低迷していた英国経済を、市場原理の導入で回復させ、福祉国家から自立国家へと転換させ、英国病を立て直した指導者と評価されている。

   

イギリスは、黄金時代を築いたエリザベス1世(在位1558年~1603年)やビクトリア女王(在位1837年~1901年)に象徴されるように、奇しくも女王が立った時に繁栄期を迎えている。そしてサッチャー首相の誕生でイギリスは甦った。 


このイギリスと日本は、同じ島国の海洋国家であること、共に立憲君主制をとって皇室(王室)を大事にしていること、日英同盟(1902年)で功を奏したことなど、大変親和性があり、サッチャーと高市早苗氏には類似性がある。 サッチャーの生家は代々メソジストの熱心な信徒であり、サッチャーは敬虔なクリスチャンであった。ちなみにメソジストとはジョン・ウェスレーによって興されたキリスト教信仰覚醒運動である。


彼女の政治政策は、もっぱらキリスト教信仰に源泉があると言われている。 サッチャーは著書『回想録』の中で、「私は、熱烈に宗教的な家庭に生まれました。家庭はメソジズムを中心に回っていたのです。日曜日はメソジスト教会の礼拝に欠かさず出席し、信仰に明け、信仰に暮れる一日を過ごしました。」と語っている。


サッチャーは、ひときわ強い信仰を持ち、「イギリスの戦後政治指導者で、彼女ほど公の場で政治と宗教の関係について語った政治家はいない」と言われ、「サッチャーの政治信念の深さと強靭さを、宗教的な確信を抜きに説明できない」と言われている。(冨田浩司著『マーガレット・サッチャー 政治を変えた「鉄の女」』新潮選書)


高市氏は、このようなサッチャーを研究し、その自叙伝を読み、熱心に学んだ。(参照-和製サッチャー出でよ!→ https://x.gd/GfJ0M )


ただ、高市氏の国家観・歴史観・道徳観の淵源は日本の多神教的な宗教的伝統思想、いわゆる「日本教」(筆者は「日本的霊性」と呼んでいる)にあると思われ、高市氏にサッチャーの神、即ち「唯一の神」の観念が入れば鬼に金棒になる。このような高市氏の女性首相誕生は、日本に霊性革命をもたらし、何かが大きく変わるのではないかとの予感がする。

 

<聖霊の降臨> 


 前記したように、執行氏は高市首相の誕生を「聖霊降臨」と言い、総選挙の圧勝を「霊性革命」と呼び、国民が「覚醒」したと述べた。聖霊は女性(母性)の霊であり、人々に和解と霊肉の癒し(悪霊の追い出し、病気の癒し)をもたらす。


だが聖霊の最も重要な役割(職務)は 「真理へ導く霊」(ヨハネ16.13)であり、何よりも「キリストを証しする霊」(ヨハネ15.26)である。弟子たちは聖霊を受けることにより、イエスがキリスト(メシア)であることを確信した。そして罪について悟らせ、人々を「悔い改めに導く霊」である。罪深い人間は、聖霊の注ぎを通じて真の悔い改めに至ることができる。


即ち、聖霊は人々に和解と癒しをもたらすと共に、人々を真理に導き、キリストを証言し、悔い改めに導く霊である。そして悔い改めを通して人々は「新しく生まれる」(新生)ことができるのである。


パウロは次のように言っている。   


「わたしたちの行った義のわざによってではなく、ただ神のあわれみによって、再生の洗いを受け、聖霊により新たにされて、わたしたちは救われたのである」(テトス3.5)     


このたび、高市首相が誕生し、自公連立解消、見事な外交デビュー、総選挙圧勝、そして今回の国連演説という一連の出来事は、まさに聖霊の業と形容できるものがある。日本人、特に若者は「再生の洗い」を受けて覚醒されつつあり、確かな霊性革命が起こっていると言えなくもない。     


ちなみに執行草舟氏がいう「霊性革命」とは、現代文明が失ってしまった「魂・生命・精神性」を回復し、人間の生き方そのものを根底から転換することを意味している。   


【国連改革】 


国際連合本部
国際連合本部

高市首相は今回の国連演説で、国連の改革の必要性を強く訴えた。 現在、国連加盟国は193ヵ国であり、世界最大の国際組織である。  


<旧敵国条項の削除>


 先ず国連憲章の見直しを主張し、「旧敵国条項」の国連憲章からの削除を求めた。敵国条項とは、国連憲章で、「第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国」(ドイツ、日本などの枢軸国)に対する措置を規定した第53条、第77条、第107条の「敵国文言」のことを指す。  


しかし旧敵国条項は、 1995年の国連総会で「敵国条項は時代遅れ」と認識され、 2005年には全加盟国首脳の決意として、既に国連憲章から「敵国」への言及を削除するとの国連総会決議が採択されている。しかし既に死文とは言え今だに国連憲章に残っていることを高市首相は問題にし、70年間に渡り国連の取組に大きく貢献してきた日本の誇りと名誉にかけて、この決議に従い、同条項は早急に削除されるべきだと訴えた。


今回高市首相があえて敵国条項の削除を求めたのは、中国などがこの旧敵国条項を念頭に置いたような日本批判や牽制に利用される恐れがあるため、改めて早期の条文削除を求め、既成事実化や法的整合性を正す狙いがあった。 


では何故死文化している国連憲章の敵国条項の条文が、今だに削除できていないのだろうか。これは国連憲章を改正するための手続きが非常に厳格で、特に米国・ロシア・中国・英国・フランスの常任理事国5か国の批准が必要だからであり、またこの憲章改正は、安全保障理事会の改革に結びつくことになりかねないといった事情がある。


<安全保障理事会の改革> 


更に高市首相は、極めて重要な課題として、安全保障理事会の改革の緊急性と必要を訴えた。  国際社会の平和と安全の維持を任務とする安全保障理事会の現在の構図は、1945年当時の国際情勢を反映したものであり、現代の国際社会を真に反映した構造へと変革することが急務 だとした。


そのためには、常任理事国(5カ国)、非常任理事国(10ヵ国)の双方を拡大し、「より正統性と代表性を持つ安全保障理事会に改革する」ことが不可欠だと主張した。

 

高市首相は、ロシアによるウクライナ侵攻について、明らかに国際法違反であるとの認識を示し、一方的な武力または威圧による現状変更は、国連憲章の原則に反するとした。そしてロシアによるウクライナ侵攻を安全保障理事会改革の具体例として挙げ、安全保障理事会の常任理事国であるロシアが、自らの行為に関する決議に拒否権を行使していることを問題視した。 


高市首相が指摘する国連安全保障理事会の拒否権(veto)問題は、国連改革の核心の一つであり、特に現在は、ウクライナ戦争やガザ情勢などを背景に、「常任理事国一国の反対で国際社会の意思決定が止まってしまう」という問題が強く意識されている。 


常任理事国の拒否権は、「大国が国連の決定に従わないなら、そもそも国連そのものが機能しない」という現実主義的な妥協から生まれた制度だと言われているが、高市首相は改革を主張した。   


なお日本は、ドイツ、インド、ブラジルと共に 「G4」を形成し、国連安保理の常任理事国入りを目指している。   


<文鮮明師による国連改革の方案> 



さて同じ国連改革でも、文鮮明師が提唱する国連改革はより抜本的かつ本質的である。 文師は、2000年8月18日、ニューヨーク国連本部における「IIFWP(世界平和超宗教超国家連合)アセンブリ2000」の基調演説で、「国連の刷新」を提言し、その最も大きなテーマが「国連二院制」の提唱であった。現在の国連を下院とし、上院に世界の宗教指導者で構成される「超宗教超国家平和議会」を新たに設けるという内容で、この構想を「アベル国連」と呼んでいる。ちなみに超宗教超国家平和協議会(IIPC)は、2003年10月7日、ニューヨークで設立されている。   


そして文師は、このIIPCを土台に、2005年9月12日、ニューヨークで「天宙平和連合」(UPF=Universal Peace Federation)を創設した。この天宙平和連合は、「平和国連」のモデルとして創設され、今までの国連がカイン(体)国連であるのに対し、実質的にアベル(心)国連の役割を果たすという。文師は次のような言われている。


「神様の永遠の創造理想である平和理想世界を実現するために、カイン格である既存の国連を刷新すると共に、新しい次元で平和理想世界の機能を発揮できる天宙的次元のアベル格の国連の姿が、まさに『天宙平和連合』です。」(天聖経p.1432)


このUPFは、2018年7月24日、国連経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格を持つ国連NGO(非政府組織)として認定され、また各界の指導者で、専門性と徳望を持って社会に貢献している有識者を「平和大使」に任命し、付設機関として「平和大使協議会」を設立している。 ( 安倍晋三元首相がこの天宙平和連合主催の会合にビデオメッセージを送ったことが問題になった) 

   

即ち文師は、天宙平和連合を天宙平和機構として発展させる構想を持ち、体に当たるカイン格の既存の国連を改革し、新たに国連内に世界宗教指導者たちで構成される上院格の平和議会を創設し、既存の安全保障理事会と同等の議決機関として立てなければならないと主張した。即ち、超国家的で超天宙的な次元で、心から人類の福祉と平和のために働く平和議会を創設しなければならないという。(天聖経p.1418)


この国連二院制、即ち心に当たる宗教指導者による上院構想は、「誰が世界の平和を決めるのか」という問題提起であり、国家代表は「体」(カイン)、宗教・精神的代表は「心」(アベル)に対応するという宗教的原則を示している。


 即ち下院は各国の代表、つまり現在の国連のように「国家の利益・政治・外交・現実的問題」を代表し、一方、上院は宗教・精神・文化・教育などの指導、つまり「人類全体の良心・道徳・精神的価値」を代表するというものである。そしてこの二つを世界秩序の中で統合しようとする構想である。 文師は平和メッセージとして次のように言われた。


「私は、2005年9月12日、ついに神様の摂理史を花咲かせる『天宙平和連合』(UPF)の創設を満天下に宣布しました。『天宙平和連合』は、今から後天開闢時代のアベル国連の役割を果たすでしょう。カイン格の既存の国連の刷新とともに、神のもとの人類一家族の天命を必ず完遂しなければなりません」(天聖経p.1421)


こうして文師は国連の理想的、抜本的改革のビジョンを示されたのであり、このようなビジョンは、50年後、100年後を見据えた宗教的天才ならではの提言である。かって誰もこのような構想を提唱し、かつ実践してその雛形を提示できた宗教指導者はいない。まさに神の国のモデルであり、神の摂理を神霊の深いところで悟り得た、メシアと呼べるに相応しい人物にしかできないと筆者は思料す。


文師は、「歴史の主管者は神様であり、天運の到来により、歴史の軸が、アベル国連を中心に、天一国を創建するための超宗教、超国家の世界へと急速に前進する」と明言された。(天聖経p.1420)


以上、「高市首相の国連演説は聖霊の降臨かー文鮮明師の国連改革とは」とのテーマで、現代の世界が直面する根本問題について、高市首相の国連演説と関連して論考した。高市首相の誕生は、日本の近代史における日本再生の千載一遇のチャンスであり、高市首相の思想と政策を支持したいと思う。合わせて、その思想と政策が神の摂理に一致することを切望してやまない。


(了)牧師・宣教師  吉田宏





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   吉田 宏

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