祈りについて考える 幾つかの事例に思う○つれづれ日誌(令和4年3月30日)-祈りについて考える-幾つかの事例に思う 最近筆者は、内的、霊的問題を解決する決め手は、「先ず、祈りから始めよ」が最良の道だと心底思うようになりました。得てして、理性や思考は所詮自我の範囲にあり、その認識には限界があります。理性を越えた「...
新約聖書の解説④ ヨハネによる福音書 🔷聖書の知識131ー新約聖書の解説④ーヨハネによる福音書 よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない(3.3) ヨハネによる福音書(以下「ヨハネ書」と呼ぶ)は、4福音書の中では最後に書かれた書であり、マタイ・マルコ・ルカの福音書とは...
死を考える 聖者最後の言葉、他 ○つれづれ日誌(令和4年3月23日)-死を考えるー聖者最後の言葉、他 われらは無益なしもべなり。なすべきことをなしたるのみ(ルカ17.10) 最近、関東在住の同郷の同級生から久方の電話があり、ある同級生の訃報が入りました。故人は住友商事で長年勤めましたが、膵臓癌で息を引き取...
新約聖書の解説③ ルカによる福音書🔷聖書の知識130ー新約聖書の解説③ールカによる福音書 そして、その名によって罪のゆるしを得させる悔改めが、エルサレムからはじまって、もろもろの国民に宣べ伝えられる(ルカ24.47) 「ルカによる福音書」(以下、「ルカ書」と呼ぶ)は「マルコによる福音書」を下敷きにし,イエ...
政治(家)と宗教(信仰)の関係についての考察 ○つれづれ日誌(令和4年3月16日)-政治(家)と宗教(信仰)の関係についての考察 先般、家庭連合(旧統一教会)への発言問題に端を発して、筆者と青山繁晴参議院議員との間で、書簡のやり取りがありました。 後述するように、青山議員は言論界出身の保守の論客であり、70名以上の議員...
新約聖書の解説② マルコによる福音書 それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、殺され、三日の後によみがえらなければならないと、弟子たちに教え始められた。(マルコ8.31) マルコによる福音書(以下、「マルコ書」と呼ぶ)は、4福音書の中でも、最も古く(65年〜70年ごろの成...
長崎キリシタンの里訪問記 大浦天主堂、長崎西坂公園、浦上天主堂 ○つれづれ日誌(令和4年3月9日)-長崎キリシタンの里訪問記ー大浦天主堂、長崎西坂公園、浦上天主堂 人若し我に従わんと欲せば、我を捨て十字架をとりて我に従うべし(マルコ8.34) 令和4年3月7日、筆者は縁あって、かねてから念願していた信徒発見で有名な「大浦天主堂」、26人...
新約聖書の解説① マタイによる福音書🔷聖書の知識128ー新約聖書の解説①ーマタイによる福音書 わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである。(マタイ5.17) 今回から、新約聖書27巻を順次解説することにいたします。はじめは『マタイによる福音書』...
礼拝改革への一里塚② 朝の祈祷会体験記 (お茶の水クリスチャンセンターにて) ◯つれづれ日誌(令和4年3月2日)-礼拝改革への一里塚②ー朝の祈祷会体験記(お茶の水クリスチャンセンターにて) 主を仰ぎ見れば 古きわれは 現世(うつしよ)と共に 速く去りゆき われならぬわれの あらわれきて 見ずや天地ぞ あらたまれる...
新約聖書解説序論 新約聖書の位置付け、成立経過、構造🔷聖書の知識127ー新約聖書解説序論ー新約聖書の位置付け、成立経過、構造 新約聖書は、旧約聖書の中に隠されており、旧約聖書は、新約聖書の中に現わされている。(アウグスティヌス) 今まで、旧約聖書、ルター・カルバン・ピューリタンなどの宗教改革について論述してきましたが、いよ...
礼拝改革への一里塚① ベテル・キリスト賛美教会、及び新宿純福音教会の礼拝に参加して ◯つれづれ日誌(令和4年2月23日)-礼拝改革への一里塚ーベテル・キリスト賛美教会、及び新宿純福音教会の礼拝に参加して ヤコブは朝はやく起きて、まくらとしていた石を取り、それを立てて柱とし、その頂に油を注いで、その所の名をベテルと名づけた。(創世記28.18~19)...
アメリカのピューリタン 第二次宗教改革の旗手🔷聖書の知識126ーアメリカのピューリタン 第二次宗教改革の旗手 あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。あなたがたは、世の光である。山...