出エジプト記 注解⑤ 十戒第2戒の解説🔷聖書の知識74-出エジプト記注解⑤ ― 十戒第2戒の解説 あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。(出エジプト20.4) 前回、シナイ契約と十戒の内、第1戒の意義と一神教の成立について考察いたしました。今回は引き続き第2戒の偶像の禁止について見ていくことにいたし...
クラシック事始め ベートーベン「第九」を聴く ○つれづれ日誌(令和3年2月17日) クラシック事始め ベートーベン「第九」を聴く 最近筆者は、YouTube動画で「厳選クラシックちゃんねる」を聴いたり、また別な方の動画で、「西洋の音楽史」についての解説を視聴するなど、大変刺激を受けており、この際、クラシック音楽ついて一...
出エジプト記 注解④ 十戒の授与 「唯一神」と「一神教の成立」について 🔷聖書の知識73-出エジプト記注解④ 十戒の授与―「唯一神」と「一神教の成立」について 神はこのすべての言葉を語って言われた。「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。(...
イスラム教とは何かー宗教政治フォーラムに参加して ○つれづれ日誌(令和3年2月4日)-イスラム教とは何かー宗教政治フォーラムに参加して この2月4日、市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷にて、第二回「宗教政治フォーラム」がもたれました。宗教政治フォーラムとは、文字通り、宗教と政治の望ましい関わり方を探求し、宗教者として政治的課題にも...
出エジプト記 注解③ 三大奇跡と十災禍、そして出エジプト 奇跡について考える 🔷聖書の知識72-出エジプト記注解③-三大奇跡と十災禍、そして出エジプト 奇跡について考える 私は主である。その血はあなたがたのおる家々で、あなたがたのために、しるしとなり、わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越すであろう。この日はあなたがたに記念となり、あなたが...
ミリンゴ大司教の召命 聖書と原理の結婚観○つれづれ日誌(令和3年2月3日) ミリンゴ大司教の召命 聖書と原理の結婚観 イエスは答えて言われた、『創造者は初めから人を男と女とに造られ、それゆえに、人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである』(マタイ19.4~6)...
出エジプト記 注解② モーセの召命 🔷聖書の知識71-出エジプト記注解② モーセの召命 ときに主の使は、しばの中の炎のうちに彼に現れた。神はしばの中から彼を呼んで、「モーセよ、モーセよ」と言われた。「わたしは、あなたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である」さあ、わたしは、あなたをパロにつか...
セミナーレジメ 「国家神道とは何か 宗教と国家の在り方を考える」(宗教、政治、国家の関係)日本臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス(大日本帝国憲法第28条) 憲法発布略図 1889年(明治22年)、楊洲周延画 令和元年11月25日 Thomas HIROSHI YOSHIDA 目次 第一部 政教分離とは何か...
死者の霊人の救い② セカンドチャンス論再考○つれづれ日誌(1月27日)-死者の霊人の救い(2) セカンド・チャンス論再考 ナオミは嫁に言った、「生きている者をも、死んだ者をも、顧みて、いつくしみを賜わる主が、どうぞその人を祝福されますように」(ルツ2.20) 前回、大川従道牧師の「セカンドチャンス論」の是非、そし...
出エジプト記 注解① モーセの時代とその背景、意義と全体構造 🔷聖書の知識70ー出エジプト記注解①ーモーセの時代とその背景、意義と全体構造 前回まで、12回に渡って創世記を学んできました。創世記には、ヘブライズムの神観、世界観、歴史観があり、 神、罪、救いという神学の基礎があり、人類歴史の雛形がありました。この創世記を踏まえて、今回...
セミナーレジメー「キリスト教の歴史と政教分離、及び日本への適用」(宗教と国家の関係を考える)創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている (独立宣言前文) 「アメリカ独立宣言」(ジョン・トランブル画、1819年) 令和元年10月28日 Thomas HIROSHI YOSHIDA...
死者の霊人の救い① 大川従道著『永遠と復活』を読んで ○つれづれ日誌(令和3年1月20日) 死者の霊人の救い① 大川従道著『永遠と復活』を読んで 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 (ヨハネ3.16)...